災害を考慮した土地探し!エリアのリスクを確認

その土地の過去を知ろう

土地は人の指紋とおなじで、二つと同じものはありません。形状も違えば立地もすべて異なります。ですから土地を仕入れる際には、それぞれの土地を自分の目で確認しておくことが大切です。不動産サイトを見ただけで購入するような人もいますが、サイトを見ただけでは詳しい情報はわかりません。例えば、過去にどのような災害が、その地域で起きたかなどということを調査します。自分の目で現地に赴き、その土地や土地周辺の状況を詳しく知る必要があるのです。近くに川が流れている場合には、氾濫した経験はないのかといったことを、綿密に調査する必要もあります。面倒かもしれませんが、一生に一度の買い物であるといわれる住宅は、衝動買いをするわけにはいかないのです。

近隣の施設も調べておこう

購入する土地の自然災害のリスクを調査することはとても大切ですが、それ以外にも近隣の施設等にも注意が必要です。例えば、悪臭を放つような工場などがある場合や、火葬場や墓、反社会的勢力の事務所などがあるかどうかもチェックする必要があります。土地の近くに鉄道や道路が通っている場合も、騒音に敏感な人は避けたほうが無難でしょう。それと同時に、スーパーやコンビニなどの商業施設や学校、図書館などの教育施設があるかどうかもついでに調べておくと便利です。このように自然災害だけではなく、購入したい土地の周辺地域の環境を徹底調査しておくことはとても大切です。購入してから、やめておけばよかったと後悔することがないようにしたいものです。